陸軍情報局2
部下が運んできたのは小さな箱状のものだった。
端からは電源コードのようなものがつながっている。
その反対側にもコード、先端に電極様のものが着いている。
それが何を意味するかは誰でも判りそうだった。
「準備しなさい」少佐の声はどこまでも低く冷たい。
部下がコードの先端についた小さな円盤を唾で濡らす。
そしてその円盤2つを、男の陰茎を挟むように
貼り付けた。
「ああ、お願い、もうやめてください。ほんとうにほんとに
何も知らないんです。信じてください!」
これから起こるだろう事を予測した男は必死の
哀願を試みる。
「それじゃ、徐々に電流を上げていきなさい」
男の哀願も少佐の耳にはまったく入っていないようだ。
部下が箱についたパネルのつまみに手をかけた。
「あ、あう、あああ、あがあああ」
男が電流の上昇に呼応するように悲鳴を上げていく。
からだは仰け反り、がくがくと、縛られた両手両足を激しく動かす。
電気は鞭と違い音を発しない。
苦痛を与える側の静けさと対照的に、
男の悲鳴とからだの痙攣は大きくなっていく。
「うぎゃあああ、ぐああああ」
一瞬、部屋が静まり返った。
男が気絶したのだ。
感電による痛みは筋肉を焼く痛みだと云われる。
何百本もの針で突き刺すような激痛だろう。
終には、肉が焦げるような臭いもしてくるはずだ。
「ふん、だらしないねえ。そのアルコールの瓶をかしなさい」
少佐は部下から瓶を受け取ると、その液体を
男の胸の辺りに垂らすようにかけた。
「あうっ、はう、ああ」男がうめくように覚醒した。
そしてそのまま絶叫に続く。
「うぎゃあああ、がはあああ」
アルコールが鞭による傷を激しく痛めつける。
「ぎゃあぎゃあ、わめいてばかりいるんじゃないよ!」
少佐の手が男の陰嚢を鷲摑みにした。
そしてそのまま
体重をかけて強く下に引っ張った。
握る握力もすさまじい。
それはまったく容赦の無いチカラ加減だった。
「ぐえおおお、おわああ」
内臓を吐き出すような男のくぐもった
悲鳴だけが響く。
「こいつが!こいつが!」
低く叫びながら、少佐はさらに力をこめ続ける。
げほっげほっぐううう、やっと少佐が手を放すと、
男はぐったりしてただ大きく口を開けて
咳き込みながら大きく息をするだけだった。
「なん、なんでも・・・言います、なんでも、だから
許して、くだ・・・さい」
男が絶え絶えの息のなか、やっと発した
言葉だった。
男の性器はまだ千切れてはいなかった。
「自白なんて、もうどうでもいいのさ。どうせお前は
死刑なんだ。それより、この、ぶらぶらしてるやつ!
こいつが私は大嫌い!これだけは許せない」
少佐の眼は怒りで潤んでいるようにも見える。
「去勢カッターを準備しなさい」
切り取ってやる!
端からは電源コードのようなものがつながっている。
その反対側にもコード、先端に電極様のものが着いている。
それが何を意味するかは誰でも判りそうだった。
「準備しなさい」少佐の声はどこまでも低く冷たい。
部下がコードの先端についた小さな円盤を唾で濡らす。
そしてその円盤2つを、男の陰茎を挟むように
貼り付けた。
「ああ、お願い、もうやめてください。ほんとうにほんとに
何も知らないんです。信じてください!」
これから起こるだろう事を予測した男は必死の
哀願を試みる。
「それじゃ、徐々に電流を上げていきなさい」
男の哀願も少佐の耳にはまったく入っていないようだ。
部下が箱についたパネルのつまみに手をかけた。
「あ、あう、あああ、あがあああ」
男が電流の上昇に呼応するように悲鳴を上げていく。
からだは仰け反り、がくがくと、縛られた両手両足を激しく動かす。
電気は鞭と違い音を発しない。
苦痛を与える側の静けさと対照的に、
男の悲鳴とからだの痙攣は大きくなっていく。
「うぎゃあああ、ぐああああ」
一瞬、部屋が静まり返った。
男が気絶したのだ。
感電による痛みは筋肉を焼く痛みだと云われる。
何百本もの針で突き刺すような激痛だろう。
終には、肉が焦げるような臭いもしてくるはずだ。
「ふん、だらしないねえ。そのアルコールの瓶をかしなさい」
少佐は部下から瓶を受け取ると、その液体を
男の胸の辺りに垂らすようにかけた。
「あうっ、はう、ああ」男がうめくように覚醒した。
そしてそのまま絶叫に続く。
「うぎゃあああ、がはあああ」
アルコールが鞭による傷を激しく痛めつける。
「ぎゃあぎゃあ、わめいてばかりいるんじゃないよ!」
少佐の手が男の陰嚢を鷲摑みにした。
そしてそのまま
体重をかけて強く下に引っ張った。
握る握力もすさまじい。
それはまったく容赦の無いチカラ加減だった。
「ぐえおおお、おわああ」
内臓を吐き出すような男のくぐもった
悲鳴だけが響く。
「こいつが!こいつが!」
低く叫びながら、少佐はさらに力をこめ続ける。
げほっげほっぐううう、やっと少佐が手を放すと、
男はぐったりしてただ大きく口を開けて
咳き込みながら大きく息をするだけだった。
「なん、なんでも・・・言います、なんでも、だから
許して、くだ・・・さい」
男が絶え絶えの息のなか、やっと発した
言葉だった。
男の性器はまだ千切れてはいなかった。
「自白なんて、もうどうでもいいのさ。どうせお前は
死刑なんだ。それより、この、ぶらぶらしてるやつ!
こいつが私は大嫌い!これだけは許せない」
少佐の眼は怒りで潤んでいるようにも見える。
「去勢カッターを準備しなさい」
切り取ってやる!
- 2006年12月13日(水) 04:33
- 妄想小説
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